マーケティングとは何か?


マーケティングとは、一言で言えば「顧客やお客が求めるサービスや商品を作り、その情報を届けて、顧客やお客に満足のいくように得られる活動のこと」を言います。つまり、商品をたくさん販売して受け入れられる為、顧客やお客に、より満足を得られる為に情報を駆使する行動のことを言います。

分かりやすい例に例えると、自分がお菓子メーカーに勤めるマーケティング部門に勤めていたとします。上司から貴方は「今度の春に発売する新商品のお菓子を考えてほしい」と命令を受けます。命令を受けたあなたは、どんなお菓子を作ったらお客さんに受けるかを考えはじめます。そこで、気がつくのがマーケティングとは自分の作りたいものではなく、お客さんの視点で考えることが大切だと気がつくハズです。つまり、新商品開発の為の第一歩としてリサーチ(マーケティング)が必要となるのです。

ここでは、新商品のお菓子の開発ですので、まずは年齢のターゲットや男性、女性でも食の好みは違いますし、地域によっても味の好みが違ったりします。お菓子なら定番のチーズ味や塩、ソースなどの調味料的な味付けがありますが、時代の流れも考慮した味付けを考えなければなりません。今流行っているのが辛いのか、それとも甘いのか、甘酸っぱいのか、味の好みを決定します。また、食べ物で大切なのは食感です。サクサクなのか、フワフワなのかこれも大事な要素になります。これらは全てマーケティングに沿った形での新商品開発となります。

マーケティングをしないで作るよりも、リサーチをきちんとした方がよりはずれが少なくなるからです。しかしながら必ずしもマーケティングが当たるとは限らず、思うわぬ方向に転がることはあります。でも、あなたが上司命令で新商品開発をした時には、まずは社内での上司の説得をくぐりぬけてようやく開発にこぎつけるので、説得の為の材料を集める作業でもあります。

会社では新商品開発部とマーケティング部が別々の部署だった場合は、時々両者の間で摩擦が起こります。マーケティング部の人間はデーター重視であり、新商品開発部は右脳的な感覚も大事に商品開発をするからです。これは、社内の体質や社長の考え方ひとつでどちらが主導権をとるかが決まってきます。データー重視であればマーケティング部が主導、感覚を大切にするなら新商品開発部が主導権を握るという感じです。新商品開発に関しては、どちらが正しいと言うことはありませんが、うまくバラスンがとれるのが望ましいです。

ここまでのあなたはマーケティング資料を集めて、新商品のお菓子の味や形、パッケージなどが決定したとします。ようやく社内会議を通過した訳ですが、これからが本当のマーケティングと言える場面です。どうしたら、この商品をたくさんの人に知ってもらい、購入してもらうか?広告・宣伝・広報、販売促進の為のマーケティング能力が必要になってきます。いくら良い商品でも人々が知らなければ購入してもらえません。テレビや雑誌、ラジオのマス媒体を使って宣伝をかけ、お店にはポスターやイベントで広く商品名を知ってもらうためにアピールするのです。もちろん最初から全国を相手ににするのではなく、地域をしぼりそのお菓子が受け入れられるかテストする方法もあります。実際に、新商品のお菓子でテストされることが多いのは北海道です。北海道の人達は流行や新しいもの好きが多く、北海道でヒットすればそこそこ全国でもヒットするという方程式があります。


マーケティングの基本

マーケティングの主な基本としては、下記の4つが上げられます。
◎市場調査・分析、
◎価格設定、
◎広告・宣伝・広報、
◎販売促進


マーケティングと少し遠い距離と思われますが、下記のことも考えられると完璧といえます。
◎流通、
◎マーチャンダイジング
◎店舗・施設の設計・設置、
◎営業、集客、接客、顧客の情報管理等


しかし、これらのマーケティングにおいては忘れてならないのがユーザーの意見に耳を傾けるというのが重要です。さらに、今回のプロジェクトの総予算を把握しておく必要があります。どこにどれくらいの予算を当てられるかこれを頭に入れておかないと、自分の描いた規模の広告・宣伝・広報ができなくなり、事業の失敗を招いてしまいます。これは生のお客さんの声であり、この声をどのくらいリサーチできるかにより本番での失敗リスクを下げることができます。例えば10人中、8~9人がマズイと答えるような商品は結果があきらかです。常に顧客・お客の視点を取り入れることが最重要であり、ここの部分に企業はお金をかけて、顧客・お客の心を知ろうと必死になっています。アンケートを答えると何か差し上げますとか、そのようなイベントはお客さんの行動パターンや趣味趣向を知りたい現われでもあります。

このようなマーケティングを行っても、時代の流れとともに人々の心が変化し、数年前のリサーチ結果が現代とは違ってくるということもあります。インターネットと呼ばれるものの登場によりこの10年間で人々のライフスタイルも大きく変化して、お店にいかなくてもインターネットで24時間365日注文などのスタイルが大きく世の中の購買の変化をもたらしました。また、あの小さな携帯電話が常に自分の手元にあり、こちらからも様々な情報やお買い物も簡単にできるようになりました。これは、以前の情報スピードをはるかに上回るスピードで人々の間に短期間において爆発的に情報が飛び交うという今までとは考えにくい情報伝達スピードになりました。そこには、従来のマーケティングにはない新たなネットの手法が重要になってきます。

顧客の心理をしることは心理学を応用するもの。爆発的なヒットの影には、必ずや緻密な心理的なマーケティングの手法が隠されています。マーケティング=心理学と言ってもいいほど応用ができるものがたくさんあります。マーケティングつまり売れる仕組みを構築するには「購入する意思が低い人でも購入してしまう仕掛け」が必要になってきます。その為には広告やダイレクトメールの仕掛け、コピーライティングの腕の見せ所となります。インターネットが登場した現代ではメールが情報の配布コストとしては郵便物よりも安く幅広く使われています。それだけに、つまらないタイトルのメールやいらないメールはユーザーのゴミ箱に即座に捨てられて開封されない状態に陥る。電車の中吊りや新聞、ポスターなどは偶然目に入ることも多いが、メールは郵送コストはほぼ0円だけに、ユーザーの元には何百通のメールが届き、見てくれる確率はとても低いものがある。